先日、工房に群馬から猪肉が届きました。「さばかせてやるよ」と言ってもらえたので、出来上がったばかりの4″ドロップハンターを持って意気揚々と乗り込んでいきました。

届いていたのはこれ。
頭と後ろ足は、ハンターさんがすでに外してくれていました。
猪肉全景

まずは肩を外しました。
はじめはおっかなびっくりでしたが、刃がスッと入り、思い通りバラしていけるのがすごく気持ちよかったです。
肩

四肢を切り離したら、アバラを背骨から切り離します。
骨もナイフでザクザク切ることが出来ました。「おお骨も切れるのか!」と正直驚きました。
アバラ

ただし太いものは切りきれず、ナイフの背中をプラスチックハンマーでコンコンと叩いて切断しました。
ハンマーコンコン

アバラを切り落としたら、背中側を真っ二つに切り裂いて、順次背ロースなどをとっていきました。
トリミング

切り分けた肉は部位ごとにラップでくるんでみんなで山分けし、残った肉をその場で焼いて食べました。
ジューシーで、噛むと甘みが溢れて出てくるような味でした。
焼き肉

今回は体験版の解体作業だけですが、全工程を1本のナイフで完了することが出来て感動しました。
作業を終えたあとでもそれほど切れ味は落ちていなかったので、部長にも刃付けは合格と褒めてもらいました。とにかく自分で作ったナイフを実際に思う存分使ってみることが出来て楽しかった!

使い終わったナイフ

ナイフを使う楽しさを感じることのできた、素晴らしい日でした。
ナイフは芸術品でもあるけど、やっぱり道具。みなさんもどんどん使っていきましょう!
 
 
 

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