3” ヒルトレスケーパーを作りはじめる
お盆休みに少し時間があいたので、久々に自分用のナイフを作り始めます。
作るのはタイトルの通り3″ヒルトレスケーパーです。
部長のマスターを借りて、ケガキを入れます。部長のマスターは熱処理されているので、そのまま固定して作業できるのでとても作業が早いです。

バイスグリップで固定したまま、穴を開けていきます。

面取りカッターで、バリをとります。

テーパータングにするので、治具穴にタップを切ります。まずはボール盤で垂直を出してしまって、それからハンドルに付け替えてタップを切ります。この方法だと簡単に垂直が出せます。


いらない部分をバンドソーを使って切っていきます。

ケガキ線にそってバーキングで外形を削っていきます。

小さいホイールを使ったりします。

外形を削り終えました。

テーパータング(鋼材の持ち手部分を後方に向かって薄くしていく手法)にするため内側を削ります。

治具を装着してテーパーにしていきます。写真を撮る都合で片手で持っているけど、本当は両手を使って安定させて削ります。

テーパー加工完了。これで、ハンドルを付けた時の重さのバランスが良くなります。

いよいよブレードを削っていきます。10インチのホイールで削って、ホローグラインドにします。

徐々に削れてきました。

こんなかんじで無事ブレードの荒削りが完了です。

さあいざ熱処理に出します。

今日の作業はここまで。
熱処理から帰ってきたらまた更新します!