お客様のナイフに名入れが完了しました。今回ご紹介するツボイさんはナイフ製作を始めてまだ1年目ですが、吟味に吟味を重ねたこだわりのハンドル材を使って、ナイフ作りを楽しんでいらっしゃいます。自宅工房の設備はあまりないので、ブランクまではMatrix-AIDAでお手伝いをして、ブレードの仕上げとフィッティング、そしてハンドル成型などを自分で加工して楽しんでいます。

とても器用な方で、これまで作ったナイフはすべてきれいに仕上がっていて使うのももったいないくらいのレベルです。こだわりのハンドル材は天然素材がメインです。アイアンウッド、マンモスアイボリー、スタッグ、バイソンなどどれも味わい深いものばかりです。ハンドル材で遊ぶことができるのもカスタムナイフならではのナイフの楽しみ方ですね。

 

数か月地道に作り続けていて製作数は着実に増えていたのですが、ネームは入れていませんでした。そこで、オリジナルマークを作るのをお勧めしました。ネーム入れはだれが作ったナイフなのかの証明であることのほか、製作者責任を全うする覚悟を示すという側面もあります。製作したものの品質保証書みたいなもんです。

そして、不思議なものでマークを入れるとナイフの表情が変わり、まさに「完成」という感じになります。プロの方でも名前を入れるまではナイフの出来栄えが分からないという意見を持っている方も多数いらっしゃいます。

ということで、今回名入れが完了してツボイさんのナイフは無事に完成。名入れもバッチリ決まって、すごくカッコイイですね。これからもナイフメイキングを楽しんでくださいね!!

 

 

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