前回に引き続き、アトランタ・ブレードショーのご紹介です。

Calavera cutlery.LLC (Jeremy Robertson)

僕は日本のナイフメーカー重野守さんのテーブルに荷物を置かせてもらっていたのですが、その向かいにテーブルを出していたJermy Rovertsonさんのナイフが良かったです。シンプルで、普段からポケットに入れておきたいサイズの3インチ程度のフレームロックを作っていました。テーブルには結構の数が並んでいましたが、2日目の終盤にはほぼ売り切れ状態になっていました。
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Brad Southard

重野さんの斜め後ろにいたナイフメーカー。販売するナイフはすべて投票制でクジを引かなければ買うことが出来ない状態でした。ブレードのラインが美しく、ハンドルの加工もオリジナリティがあり、その人気も納得といったところです。
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Ed Caffrey

マスタースミスたちもこぞってフレームロックのフリッパーを作っていました。年齢など関係なく、自分の作りたいもの売れるものを貪欲に作る姿勢はものすごく刺激的です。ダマスカスのブレードとライナー。反対側のフレームはチタンの色染め加工。でここまでやられるとぐうの音も出ないですね。
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G&G HAWKS

これは面白かった!ナイフのお尻をぐいっと押すと全体が変形しなながら開く「Open Frame」というシステムのフォールディングナイフです。クローズするときもセミオートで畳むことが出来ます。ただ初めてやるときはブレードの動く軌道がよくわからずに思わず手を切ってしまいました。そしたらテーブルに座っていたこのメーカーの友人たちが「俺も初めての時は指切ったよ、ハハハ」「私も昨日切ったわ、フフフ」と笑ってました。
ちなみにこのG&G HAWKSはカーショウなどのファクトリーメーカーにデザインを提供したりもしています。
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Murray Sterling

一見するとただのスリップジョイントのようなフォールディングナイフなのですが、ボルスターを少しずらすと「パチーン!」と開く。そう、なんとオートマチックになっているんです、これ。日本じゃご法度だけど、こういう発想はほんとうに面白いと思います。裾野が広いぜアメリカ!
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Three Circle Knives

これもちょっと変わり種ナイフ。カスタムではなくファクトリーのブースで発見しました。バリーウッド・スタイルの亜種のような感じで、ハンドルをぐるっと回してオープンするシステムです。ナイフが片刃になっているのがミソ。

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といったところです。
次回はラブレススタイルなどを載せたいと思います。では!

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