アトランタ・ブレードショー 2015 レビュー6
さすが世界最大のナイフショーです。なかなかレビューも終わりません。
ということで今回もアトランタ・ブレードショーのレビューを続けていきます。
Grace Horne
イギリス・シェフィールド在住の女性のナイフメーカー。
Best Knife CollaborationとBest of the Restの2冠を獲得していました。
すごく繊細な細工のハサミやナイフたち。これほど芸術的なものになると、ナイフは道具としてだけではなくインテリアとしても有能であることがわかります。
William Tuch
ハンドルに美しいカービングを施しているのはWilliam Tuch。ほんの僅かな機械工具しかなく、そのほとんどはヤスリで作りこんでいるというから驚きです。彼は今年、Best Art Knife を獲得しました。
Mario Marcella
石のナイフはアメリカにもありました!
このMarioさんの作品は、複数の石を組み合わせてブレードやハンドルを作っています。驚くべき技術!
Steven Rapp
Best Fixed Bladeを獲得したのがこの気品高いダガー。彫刻も緻密で細かい仕上がりでした。イングレーバーはJulie Warenski。
Curt Erickson
こちらもJulie Warenskiが彫刻を施したこの素晴らしいナイフ。
特にこの彫刻は銀のボールをインレイするという新しいアイデアを形にしたもの。
ナイフの持つラインも複雑な曲線を見事に調和させた、まさに芸術品です。
Knife Legends.com
これはちょっと恐れ多くて触ることも詳細を聞くことも出来なかったのですが、Knife Legends.comの恐るべきコレクションたち。
技術、デザイン、アイデア、すべてにおいて圧倒的に高いレベルでの競演。こういうレベルのナイフがゴロゴロしているのが世界最大のナイフショーの面白いところです。
2 thoughts on “アトランタ・ブレードショー 2015 レビュー6”
某ゲームに登場するようなハサミ(カリバス)みたいです。
ちょっとわからないけど、ファンタジー系ですよね!