ナイフ製作中にボルトを締め込んだり、ピンをかしめる時など、まれにハンドル材がひび割れてしまう場合がありますよね。木材などの場合は、接着剤とハンドル材の削り粉を混ぜてパテ埋めする方法が一般的ですが、画期的な方法でひび割れを解決するアイデアをもらったので、シェアします。その方法というのが「金継ぎ」です。

金継ぎ

Wikipediaによると”金継ぎ(きんつぎ)とは、割れや欠け、ヒビなどの陶磁器の破損部分を漆によって接着し、金などの金属粉で装飾して仕上げる修復技法である。金繕い(きんつくろい)とも言う。”というもの。
主に陶磁器などに用いられる手法で、こんなイメージのものです。

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出典:tumblr.com

日本古来のものを大事にするという発想から生まれた技術なのでしょうが、ただ修復するだけでなく、修復箇所が芸術性を高めているなんとも言えない趣きある技法ですね。

ナイフハンドルの修復に金継ぎ

この技法をナイフのハンドルに応用したお客様がいました。
ハンドル材はオイルド・ボーンを使用していたのですが、強くカシメた際に割れてしまったそうです。そこでそのひび割れをわざと少し大きく彫り込んで、金と接着剤で金継ぎしたそうです。真鍮のフィッティングやハンドル材の雰囲気と相まって、なんとも趣きのあるナイフになっていました。

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蒔絵をハンドルに施したナイフなども海外で人気がありますが、日本古来の技法とカスタムナイフとのコラボレーションは結構相性がいいものなのかも知れませんね!あなたも割れたハンドル材があったら”金継ぎ”しみてはいかがでしょうか?


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