前回の続きです。

武藤美彦さん

今年でめでたくメーカー歴25周年ということで、25周年モデルが制作されました。
オーダー受付中で、すべてのナイフにシリアルナンバーが入るとのこと。
モデル名は「JUBILEE(ジュビリー)」、ハンドルは象牙、フィッティングはすべて銀でできています。
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細部まで、端正に作りこまれています。ため息が出るほど美しい造形。
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安永朋弘さん

ドイツ人ナイフメーカー、トウェルのナイフのレプリカモデルです。
ブレードとハンドルをくるくる回して開く、仕掛けの面白いナイフでした。
こういった珍しいモデルをみれるのは楽しいですね。
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五十嵐盛人さん

これまで様々なモデルに挑戦してきた五十嵐さん。
現在はフォールディング・ナイフ制作に燃えているんだとか。
作れば作るほど、その奥深さに魅了されているそうです。
今回、テーブルには多くのフォールディング・ナイフが展示されていました。
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九鬼隆一さん

今回の新作は、このミニチュアサイズのナイフです。
ミニチュアは、小さくとも製作工程はふつうのものと同じ。
むしろ小さいからといって、手を抜くことが許されない、ナイフメーカーの力量が試されるものなのかもしれません。
九鬼さんのミニチュアはどれも革紐も凝っていました。ミニチュアは、ハンドルが小さい分、この革紐が握りやすさに重要なんだとか。
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井原行生さん

井原さんの新作は、ニューヨーク・スペシャル。
ハンドルを変えたり、サイズを変えたりアレンジを楽しんでいました。
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斉藤博さん

これは、草木を刈るための刃物を依頼されて試作中のものなんだとか。
こういった特殊な用途で作られたナイフには、味とストーリーがあって、僕はとても好きです。
斉藤さんのグラインドの技が際立っていました。
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中山英俊さん

今回、僕が最もエキサイトしてしまったのは、中山さんのテーブルでした。
まずはこの、カエルのフォールディングナイフ。
なんと、木の元々の色・模様を生かして、これを彫り上げているんです。
独創的なイマジネーション、そしてそれを具現化する技術、すごすぎる。
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今にも動き出しそうな、イキイキとしたカエル。
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ナイフの他に、自作ボールペンが。メカニカルな動きが、男心を誘います。
中山さんはこれを、設計図なしで作ってしまうんだとか。
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ボールペンのパターンも豊富で、全て違う形。
いったい頭の中どうなってるんだろう。天才か…
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もうちょっとつづきます。
おひまとき、また来てくださいね。

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