カイデックスと鋼材の端材で作るフリクションフォールダー!
お店の常連さんが、すごく面白いアイデアを教えてくれました!なんと端材のカイデックスがハンドルのフリクションフォールダーを考案したのです!
安く作れて楽しい!
JKGナイフショーの時に「おみやげがあるよ」と渡されたのが、これ。
ハンドルがカイデックス・ブラックの厚み2mmの端材で、ブレードはD-2の端材。そしてピボットのネジはカイデックス用ネジ!
素材の原価はものすごく安い!
カイデックス・フリクションフォールダー!
ブレード削って、熱処理して、ベルト仕上げで完成したのがこちら!(あっという間に完成しちゃいました)
動きはスムーズです。というか、ネジの締め具合で動きの滑らかさを調整できます。
部品点数はこれだけ。
今回作ったのは単純な形状でしたが、ブレード形状を変えたりすればアイデア次第でめちゃくちゃかっこいいナイフにもなりそうです。
今度はデジタルカモとか使って、タクティカル風みたいにしてみてもいいかもなんて思っています。
実際やってみた感じ、シースナイフ作るよりも加工工程が圧倒的に少なくて、初心者にもお勧めですよー!是非試してみてください!
アイデアをくれた小田原のKさんありがとうございました!
3 thoughts on “カイデックスと鋼材の端材で作るフリクションフォールダー!”
凄く肥後守っぽいですね。
錆び難そうでこんなのが安価に一般販売されてたら面白そう。
nonamさん、ありがとうございます!
たしかにフリクションフォールダーとカッコつけてますが、実は肥後守のことです!
今回使った鋼材だと残念ながら錆びちゃうんですが、別のものにすれば錆びにくいし、安価なものも作れますね!
今特殊鋼の流通関係者で端材になっても最も価値を失わない鋼材としてSLD-MAGICの評価が高い。端材は切削工具に使えると有効活用ができるが、SKH(ハイス)は元値が高く、熱処理温度がかなり高い。その他、SK、SKS、SKD、SUS系もそれぞれ問題がある。その中で最も切削耐久性が高くコストが安く、熱処理の汎用性も高いのがSLD-MAGICというわけだ。
つまり、在庫削減にもつながる。