KA-BAR BK9のハンドル交換とカイデックスシースを作る


今回はご依頼でKA-BARのBK9のハンドル交換とカイデックスシースを制作しました。かなり大きなサイズのナイフなので、大判のハンドルを仕入れるところから始めたのでかなりお待たせしてしまいました。

さて、今回のお題のナイフがこちら。元々はABS樹脂のハンドルが標準装備されています。ネジで留められているだけなので外すのは簡単です。

 

交換する素材はこれ。グラスファイバー素材のG-10(オレンジ)です。ハンドルのサイズに合わせて切断したところ。

 

現物合わせでハンドルに穴をあけます。ネジを締めるために段付きの穴が必要なので、ここはフライス盤の登場です。下穴の位置を追っかけて位置を合わせて大きめの段付き穴をあけていきます。KA-BARの場合、ハンドルの表と裏で穴サイズが違うので注意が必要です。

 

うまことハマりました!
でも、ふとオーダーシートを確認したらお客さんは「真ん中の穴がいらない」といっていた・・・ということで作り直し・・・ぐぬぬ。

 

このあとは、ベルトサンダーなどで外形を合わせて削り、いよいよハンドル全体の整形に入っていきます。大まかな作業はベルトサンダーを使いましたが、思いのほか複雑なハンドル形状をしていたのでベルトサンダーよりもヤスリでの作業の方が多かったです。使用したのは燕尾ヤスリと平ヤスリです。

 

9割くらいハンドル整形が済んだら、あとは耐水ペーパーの出番。耐水ペーパーを短冊状に切り、両端をもって靴磨きのように磨きます。ただひたすら番手を上げつつ磨き続け、最終的にバフ仕上げをして完成です。

 

ピカピカになりました!元々ついていた樹脂よりもかなり高級感があります。重さはかなり重くなりましたね。

 

形もほぼコピーできました。きちんと両側作ったけど、元のハンドルと比較するため左右のハンドルを変えてみました。こんな風にきせかえしても面白いかも。

 

シースはこんな感じです。折りたたみ式のシースにベルトループを後づけできるような形です。

 

お客様の希望でタングエンドとベルトループの端が同じ高さになるように設計しました。

 

今回のオーダーで肝だったのがハンドルを交換しても「同じシースが使えるようにすること」という指示。そのためには出来る限りハンドルを同じ寸法にしなくてはいけないので、かなりヒヤヒヤしながらハンドルを成形しました。何とかうまくいってよかった!

 

うまくいって嬉しかったので動画撮ってみました!

 

こんなのをFacebookで紹介してたら、同じことをしている人が写真を見せてくれました!モデルはBK-16で、ローズウッドでハンドルをリメイクしているとのこと。ウッドの自然な感じがめちゃくちゃかっこいいですね!

KA-BARのハンドルリメイク面白いですよ。ぜひあなたもチャレンジしてみて下さい!

 

 


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