前回からのつづきです。
ラブレスが亡くなってから数年になりますが、そのナイフは脈々と後進のナイフメーカーに引き継がれ、さらなる進化を遂げていました。とうことで、今回はラブレス・スタイルのナイフを作っていたナイフメーカーをメインにご紹介します。

重野守

隔年でアトランタ・ブレードショーに参加している重野さん。今年はハンドルの違うビッグ・ベアを3本持参していました。
アメリカの大手ディーラーがすべて買い占めていました。こういったこともあり、重野さんのナイフはなかなか日本で見ることができないのが残念です。特に、ビッグ・ベアなどの手の込んだものは直接コレクターのもとに行ってしまうことが多いので、なおさらお目にかかることはありません。
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NEILL SCHUTTE

南アフリカのナイフメーカー。若干30歳でありながら、2年連続ベスト・ファイターを受賞した有望株です。今回受賞した作品がこのリネンマイカルタのビッグ・ベアです。
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こちらのナイフも素晴らしい出来栄えでした。彫刻は南アフリカのインブレーバーによるもの(名前は聞いたけど忘れちゃいました)。すごく繊細な彫りで、上品なナイフに仕上がっていました。
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S.R.Johnson

大御所ジョンソンも新作を展示していました。
このビッグ・ベアのタングはエンドボルスターになっていました。ジョンソンらしい、カチッとした品のある作りでした。
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Jim Merritt

メリットさんは自分でナイフの販売はしていないらしく、去年と同様仲間のディーラーのような人がブースを出していました。かなりの本数が展示されていましたが、このガットフックは特に美しかった。
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Charles Vestal
忠実なラブレス・レプリカを作るナイフメーカー。仕上げはとても丁寧かつ、価格もこなれている感じでした。

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以上のように、ラブレス・ナイフはトラディショナルな一つのカテゴリーとして存在していました。
いずれのナイフメーカーもビッグ・ベアなどのようなファイティングを作ってきていたのが印象的でした。
もうちょっとレビューは続きます。

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