シースナイフのほとんどはベルトに通して装着するのが通常ですが、椅子に座ったりするときに邪魔になったりすることもあります。

小さなナイフの場合ポケットに入れておくのも良いのですが、ポケットからナイフを出す→シースから抜く→シースをポケットに戻すと、ナイフを使うのに3アクションが必要になり、煩わしさがあります。

そこでブーツクリップという選択肢があります。
これを使うことでシースに直接クリップを取り付け、ポケット内部に装着することができるようになります。下の写真のようにシース自体をポケットにしまってナイフだけを取り出せるようになります。

カイデックスシースにブーツクリップをつける

今回は小さなナイフ用のカイデックスシースにブーツクリップをつける方法をご紹介します。

ポケットクリップはこういった形状になっています。

実際に取り付けるには2つの穴をあける必要があります。これはカイデックスシースでも、レザーシースに取り付けるときも同様です。

クリップを通したところを横からみるとこう。

さあ、これをカイデックスシースに装着するのですが、クリップの突起部分をワークにあてないようにスペースを確保する必要があるので、まずはクリップのためのスペースを作るための治具を作ります。今回は、その辺にあるもので用を足そうとしたのでナカゴ用のレザー(5mm厚)でスペースを確保しました。両面テープを使ってナイフに貼り付けます。



このままカイデックスシースをいつも通り作ります。表側はこんな感じで通常のシースと変わりません。

裏側。カイデックスの成形を終えてから上記に説明した2つの穴をボール盤とカッターなどを使って開けます。(フライス盤があればそれのほうがきれいにできますね)

この穴にクリップを通せば完成です。実際にはカシメやハトメをする前にクリップを通しておいたほうが作業しやすいです。隙間を作る治具を使っているのでクリップとナイフが干渉することもなく、余計な傷はつきませんでした。



ナイフのシルエットはこんな感じ。全体の面厚と、ハンドル部分の緩やかな突起がカイデックスのロックとして機能しています。


実際の抜差しは動画のような感じです。抜差しスムーズにできました。クリップも強力なので、しっかりと保持をしてくれてナイフとともに抜けてきちゃうなんてこともありません。かさばらないし、すぐしまえるのでキャンプやBBQ、釣行に持っていくサブナイフなどに重宝しそうです。


今回はカイデックスシースに取り付けましたが、前述のようにレザーシースにも使用することができます(むしろそっちが通常の使い方)。

ポケット内部などにナイフを装着したいという方はぜひお試しください。


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