SUREFIREのライト・ホルダーをカイデックスで作った!
SUREFIRE M6LT GUARDIANという結構ゴツイ懐中電灯のホルダーをカイデックスで作りました。
完成したのがこれ。
作る前にいくつかのWebサイトを参考にしたんですが、案外ライト・ホルダーとかライト・ホルスターなんかで検索してもこのサイズのライトのものが見つからず、結局自分で考えるしかなかったです。ということで、今後ライト・ホルダーを作る方がいたら参考になればと思い、僕が考えた作り方を紹介します。
1.型紙通り切り出す
型紙を作るまではひたすらノートにアイデアを描き、A4のコピー用紙で様々な形を試作してみます。アイデアが固まったところで工作用紙で型紙を作ります。考えた末に、テックロックを付けるベース部分とライトを保持するホルダー部分の2つのパーツからなるホルダーにすることにしました。
2.ベース部分の加工
ライトのカバーするための底部分は直角加工です。
こんな風にヒートガンで加工したい部分だけを加熱して、ふたつの当て木(この場合は金属片)をすると、カイデックスを直角に曲げるのは簡単です。
3.ホルダー部分の加工
あらかじめネジで固定するための穴を開けます。バイスで固定して現物合わせで穴位置を決めます。
ホルダー部分全体を温め、ライトに巻いてバイスプライヤーで締め込みます。
ちょっと大きめに設計して、きちんとバイスで挟む部分を残しておくのがミソです。
適当なサイズ(ライトが着脱しやすく、簡単に脱落しない程度)になるようにカッターとベルトグラインダーを利用して不要部分を切断します。
4.合体して完成!
最後にテックロックと2つのパーツを取り付けて完成です。
取り付けた時のイメージ。
ということで、思いついてしまえばとても簡単に作れるカイデックスによるライト・ホルダーの作り方でした。
今回の対象だったライトは特別大きいもので、包む形状を考えるのがとても難しいものでした。もう少し小さなライトならばもっとシンプルな作りで製作することも出来ると思います。この記事がカイデックス製作やヒントになれば幸いです。
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