バークリバーのナイフのブレードを何かの拍子に欠けさせてしまった。いろんなとぎ屋さんに相談したが、どこも研いでくれなかったり、形が変わってしまうと言われて困っているというお客様からの相談が。

確かにバークリバーはコンベックスグラインドだし、砥石ではサテン仕上げをそのままにすることは難しい。

お預かりした現物が上の写真。さすが3Vは粘りが強く、欠けというよりは捲れたかんじになっています。とはいえ、直し方は待った同じ。刃かけ部分までブレードを狭くして、厚くなったエッジを再度研ぎ直していきます。

お客様の要望は、なるべく現状復帰。マークもできるならそのまま、かつサテン仕上げもそのままでというところ。なかなか難しそうですですが、頑張りました!

出来上がりはこちら!

バーキングを使って研ぎ直し、サテンもかけ直し新品のようになりました。サテンにはサテンベルトを使用します。(サテンベルトはうちのお店で取り扱っていますので、よかったらリンクをご覧ください)

研ぎ直しを包丁などが専門の業者さんに任せるのもありですが、ナイフの研ぎは特殊なことがあるので、困った時は是非マトリックス・アイダまでご相談ください。

お客様も喜んでくれました!

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